コラム
公的な統計と、私たちが現場で見ていることを書いています。 伝聞は使わず、数字には必ず出典をつけています。

2026年9月16日
コウモリだけは「駆除」できません|法律と季節に縛られる、たった一つの害獣
鳥獣保護管理法は、いえねずみ類3種だけを対象外としています。つまりネズミは駆除でき、コウモリは捕獲・殺傷が禁止。さらに冬眠期と出産期は追い出せず、対策できるのは実質5〜6月と9〜10月です。

2026年9月10日
なぜクマネズミは壁や配管を登れるのか?高所へ進出する身体能力
吸盤のような器官があるわけではありません。爪で凹凸をつかみ、長い尾で姿勢を調整し、登れる経路を選んでいます。東京都の防鼠資料が示す運動能力の数値と、2025年の登攀研究をもとに整理しました。
2026年8月31日
クマ被害が急増している理由|山の餌不足だけではない、人とクマの距離の変化
2025年度の人身被害は216件・238人・死亡13人で前年の約2.6倍。ただし被害の大半は東北・北陸で、一都三県は3年度を合わせて5件・死亡0件です。環境省の統計から、増加の理由と地域差を整理しました。

2026年9月3日
なぜアライグマは増えている?高い妊娠率と雑食性に隠された生存戦略
環境省の最新調査では、一都三県の92.9%(197/212市区町村)でアライグマが確認され、東京23区は全区、埼玉県は全市町村に及びます。2歳以上のメスの妊娠率96%と雑食性。増える理由を公的資料から整理しました。
2026年8月30日
屋根裏のクマネズミが電線をかじる理由|「ガリガリ音」と電気火災のリスク
げっ歯類の前歯は生涯伸び続けます。屋根裏の電線がかじられると、被覆の損傷から短絡・発火に至るおそれがあります。NITEの事故集計と東京消防庁の火災事例をもとに、仕組みと兆候、安全な対処を整理しました。
2026年8月30日
東京のネズミは、世界で「減っていた」数少ない都市でした。──2022年までは
東京都の公式統計では、ネズミの相談件数が令和3年度5,954件から令和5年度7,726件へ2年で約3割増えています。東京大学らの国際研究と突き合わせて、何が変わったのかを一次資料だけで整理しました。
